経営理念を創る書道家
藤井翔夢

古き良きものを残し己の経験からも学ぶこと

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【vol.1588】

 

 

古き良き文化伝統を残すこと

そこから学ぶべきこと

 

 

今日はそんなお話です

 

 


 

経営理念を経営者と共に

創っていく書導家

藤井翔夢です

 


 

それでは2023年9月26日(火)

いってみよう

 

 

京都にはまだまだ至る所に

町家が存在する

 

 

空き家になってるものや

もうボロボロになってるもの

たくさん残ってる

 

 

その多くはバブルからリーマンショック

以降までかなりの数が

マンションに変わっていった

 

 

風情ある街並みは消え去り

賃貸、分譲マンションが

乱立していった

 

 

何を隠そう俺も当時は

デザイナーズマンション景気で

町家を解体しマンションのデザインを

家業にしていた

 

 

仕事だから。。。

社員を養っていかなければ。。。

会社を存続するため。。。

 

 

とにかくこれが仕事だから

仕方がないと思っていた

 

 

その一方でもう1人の自分は

 

 

このまま町家を解体していいんだろうか?

 

 

そんな想いに悩まされていた

 

 

マンションを建設する際に

近隣住民へ事業計画の挨拶回りと

説明会を開かなければならない

 

 

まずは周辺の住民へ1件ずつ

訪問し説明する

 

 

中には独居老人の方もおられて

涙ながらに俺に訴えかける

 

 

私はこれからどうしたらええの?

そんな高い建物建てたら真っ暗になるやん

 

 

って。。。

 

 

 

 

なんかね。。。辛かったんよ

ずっと辛かった

いくら仕事とはいえこれでええんか?って

 

 

そんな思いが強くなってきた矢先に

リーマンショックで全ての仕事を失った

 

 

心のどこかでホッとした

 

 

これでもう町家を壊さなくて済む

 

 

それからはインバウンドの波が

一気に押し寄せてきて

町家のリノベーションを多く手がけた

 

 

めちゃくちゃ楽しかった

めちゃくちゃ嬉しかった

 

 

ただ。。。

莫大な工事代金の未払いに遭い

一気に経営が傾いた

 

 

建築は扱う金額がデカい

だから小さな会社は一気に

奈落の底へ落とされてしまう

 

 

 

 

コロナで大打撃を被った京都の観光資源

今まさにインバウンドが戻ってきてる

 

 

やはり京都の風情、街並みは

残すべきだ

 

 

都市計画も見直すべき

 

 

いにしえの知恵と技が詰まった町家は

今後もリノベーションを重ねて

残していくべき

 

 

温故知新

古き良きものの中から学ぶべきことは多い

 

 

同時に自分の経験からも学ぶことは多い

その経験を次は人のために

役立てていくことが俺の使命だ

 

 

今日も読んでくださり

ありがとうございます

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エンティム上桂205
営業時間 9:30〜17:30
定休日 日・祝日
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