経営理念を創る書道家
藤井翔夢

こだわることでストーリーが完成する

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【vol.647】

 

 

「想い」を建築する書
「翔夢」です

 

 

 

「想い」を建築するとは・・・

 

 

 

関わる全ての人が、

その「想い」という
構造物の中で切磋琢磨し
成長し幸せになること

 

 

それを”書の力”できだす

 

 

 

 

仕事においてあなたのこだわりは

なんですか?

 

 

俺は、27年間建築のデザインを

していました

 

 

その時も現場が好きでした

 

 

石を見に関ヶ原まで行ったり

植栽を選びに滋賀県に行ったり

木材を見に愛媛まで行ったり

 

 

そして細部にまでこだわってました

 

 

 

今、書家として活動してるけど

やっぱり手仕事や現場が好きなんだよな

 

 

和紙や墨、筆もこだわりたい

こだわりだしたらきりがないけど

いいものは無条件にいい

 

 

 

今、高校の母校の校歌を書くための

和紙を探していたんだけど

 

 

和紙と言えば

越前和紙、土佐和紙。。。

京都の黒谷和紙

 

 

ただ、メジャーじゃなく

もっと地方のマイナーといえば

失礼だけど

 

 

まだまだ陽の目を浴びていない

和紙を探していた

 

 

 

 

日本で一番白い和紙

 

 

と言われる杉原紙と出会った

 

 

これは、半年間共に学んだ

藤本研一さんの故郷の名産品

 

 

兵庫県多可町(杉原地区)

 

 

 

 

<杉原紙研究所>

 

 

 

杉原紙はなんと1300年の歴史がある

播磨地方は昔から優れた紙漉き技術が

あったと書物にも記されている

 

 

ところがこの杉原紙は、次第に

衰退していき大正期にはその歴史の

幕を閉じてしまった

 

 

しかしそこで終わらなかった!!!

 

 

昭和15年に寿岳文章(じゅがくぶんしょう)

と新村出(しんむらいずる)先生方が

杉原谷村を訪れその後この地が発祥の地

であることを明確にされた

 

 

昭和45年、藤田貞雄先生のよって

杉原紙によって歴史を詳しく記され

紙漉き職人たちが集まり半世紀ぶりに

復活を遂げ現在に至っている

 

 

100%の楮(こうぞ)を使用し

日本で一番白い和紙と言われる

所以である

 

 

 

<楮(こうぞ)の原木>

 

 

 

 

 

<楮(こうぞ)の葉>

 

 

実際は木の皮を剥いで原材料を作る

 

 

 

 

 

<これが楮(こうぞ)を洗い乾燥させた原料>

 

 

 

 

 

<目の前のこの杉原川で楮(こうぞ)が洗われる>

 

 

 

 

 

<紙漉き作業場>

 

 

 

 

<紙漉きの道具>

 

 

 

 

 

<縦900×横1800(単位ミリ)の和紙を購入>

 

 

 

校歌はこの先何十年も

俺が死んだ後も飾られる

 

 

そう考えるとこの杉原紙の歴史のように

命を吹き込み魂を吹き込み

こだわり持って挑みたい

 

 

紙にこだわり、墨にこだわり

筆にこだわる

 

 

校歌を書くことの全行程が

ストーリーになっていく

 

 

実際出来上がった校歌を

生徒たちは見るだけかもしれない

 

 

変なこだわりかもしれないけど

職人としてプロとして

家としてストーリーにこだわる

 

 

この校歌製作に関わる全ての方々の想い

 

 

これから俺はこの杉原紙とともに

創作活動をしていく

 

 

先人たちのものすごい努力と

執念と歴史とともに歩んでいく

 

 

藤本さんご縁をありがとうございます

 

 

 

 

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