2021年1月11日決してこの日を忘れない

【vol.708】

 

 

「想い」を建築する書導家
「翔夢」です

 

 

 

「想い」を建築するとは・・・

 

 

 

関わる全ての人が、

その「想い」という
構造物の中で切磋琢磨し
成長し幸せになること

 

 

それを”書の力”で導きだす

 

 

 

 

2021年1月11日（月）

 

 

生涯この日を忘れることは

ありません

 

 

娘の成人式

 

 

3年前に離婚して娘とは

離れ離れで暮らすことになった

 

 

小さいときから負けず嫌いで

我慢強い子だった

 

 

それでいてとっても優しい女の子

 

 

口数も少なく黙々と頑張るタイプ

 

 

そんな娘と少年野球指導者として

当時ガッツリ3年間

野球をしていた

 

 

チームでたった一人の女の子

 

 

ボールが当たっても

歯を食いしばって

耐える子だった

 

 

ずっと控え選手だったが

毎朝5時に起きて

2人でずっと朝練をやった

 

 

いつの日か野球の神様が

微笑む時が来る

それを信じてお父さんと頑張ろう！

 

 

来る日も来る日も朝練をやった

 

 

6年生最後の夏

 

 

全国大会に出場した我がチーム

 

 

1回戦大阪代表の強豪チームと対戦

０−６の一方的な試合で負けていた

 

 

俺はベンチで叫び続けた

 

 

お前ら京都代表でこのまま

コールド負けで帰るんか！！！

 

 

必死でベンチで鼓舞した

 

 

このイニングに点を取らなければ

コールド負け

 

 

そこからなんとか2点を返して

なおツーアウト2,3塁のチャンス

 

 

その時、監督が娘を代打に起用した

 

 

きた！！！

チャンスが来た

このときがきた！！！

 

 

と俺は心のなかで直感で

娘は打つ！と信じた

 

 

そして。。。

 

 

見事に期待に応えて

2点タイムリーヒットを

放ったのだ

 

 

チームで初めて

娘に野球の神様が微笑んで

ヒロインになった瞬間だった

 

 

その後あれよあれよという間に

なんとなんと７−６の

サヨナラ勝ちを収めた！！！

 

 

その娘はやがて高校でやり投げ選手になった

野球で鍛えた下半身と肩

 

 

なんと京都で優勝もしたし

最後の夏近畿大会まで

進むことができた

 

 

そして大学2年生の娘は

すっかり大人になった

 

 

成人式だけど会いに行けないし

せめて写真だけでも送ってほしいな

 

 

朝イチ、振袖姿の写真が

LINEで送られてきた

 

 

それは元妻からだった

 

 

そしてしばらくして。。。

 

 

元妻から

 

 

迎えに行く？

 

 

とまたLINEがきた

 

 

俺はもちろん

 

 

行く！！！

 

 

と返事した

 

 

粋なことするやないか！！！

 

 

離れてても我が子に変わりはない

 

 

元妻の粋な計らいで娘と

幼稚園から大学も一緒の

幼馴染の親友を迎えに行った

 

 

3人で写真を撮った

帰りにマクドも行った

 

 

本当に素直に育ってくれた

 

 

娘の世代はコロナ禍で

成人式が危ぶまれた

 

 

この子達は紛れもなく

歴史に刻まれる世代

 

 

そして日本を背負っていく世代

 

 

この貴重な経験はやがて

自分の肥やしになり

ますます立派に成長してくれる

 

 

ずっとずっと見守り続ける

いざとなれば飛んでいく

 

 

本当に生まれてきてくれて

ありがとう

 

 

そして

 

 

おめでとう

 

 

 

 

 

 

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