経営理念を創る書道家
藤井翔夢

歴史が物語る証拠に勝るものなし

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【vol.1631】

 

 

何かを説明する時、

納得してもらおうとする時には

その根拠が必要になる

 

 

その根拠の一つに歴史が物語っている

これで十分ってことがある

 

 

今日はそんなお話です

 

 


 

経営理念を経営者と共に

創っていく書導家

藤井翔夢です

 


 

それでは2023年11月9日(木)

いってみよう

 

 

エビデンスっていう言葉

サントリーの緑茶 伊右衛門の

コマーシャルでも

取り上げられているが

証拠や根拠という意味

 

 

何かを説明しようとする時

納得してもらう時

エビデンスが求められる

 

 

研究結果や文献などから

引用したり分析結果

実験データからエビデンスを揃える

 

 

今日はちょっと建築について

触れていきたい

 

 

今の住宅って100年住宅って

言われてるんだけど

誰もまだ100年後の住宅を見たことがない

 

 

しかも建売住宅に至っては

100年なんか絶対持たないと思ってる

 

 

それが100年どころか1400年以上

立証されている建造物がある

 

 

 

 

法隆寺だ

法隆寺を始めとする寺社仏閣は

石場建て工法という技法を使っている

 

 

石場建て工法とは。。。

 

 

 

 

石の基礎の上に柱が

トンと乗っかてるだけ

金物は一切使わない

 

 

先日、訪れた厳島神社もそう

 

 

 

 

石の上に建物が乗っかってるから

地震などきた時に滑るようになっている

 

 

現代でいう免震構造だ

 

 

ただ、この工法は今の建築基準法では

許可が降りない

個別にその安全性や耐震性などを

立証して長いと一年かかりで許可が降りる

 

 

(木造2階建て住宅は、大体1ヶ月で許可

早かったら2週間で降りる)

 

 

今の建築は金物でガチガチに固めて

いわゆる剛性で耐震性を担保する

地震の度にどんどん金物で固定する。。。

 

 

石場建ては、さらに無垢の木を使って

ともすれば北向きに育った木は

北側に使用する

 

 

自然の本物をふんだんに使った

建物は自然に馴染み調和し呼吸する

 

 

法隆寺のように既に

1400年以上も経過して今なお

建立していることは紛れもない事実

 

 

これ以上の立証はない

論より証拠である

 

 

俺はこの石場建て工法で作る

住宅や建築が最強だと言い切れる

 

 

しかも土壁や石、瓦などもし解体しても

全て自然に還る

しかも修繕や補修をしていくと

300年以上は十分にもつ

 

 

今の住宅は、解体すれば

全てが産業廃棄物になる

 

 

法隆寺五重塔は心柱と言って

ど真ん中に心柱(しんばしら)が

てっぺんまで伸びている

 

 

心柱の周りは吹き抜けで

各層がその上に乗っかってるだけなので

お互いの層が揺れて揺れを吸収する形になっている

 

 

 

 

だからしなやかな構造になっているんです

 

 

昔の人は本当にどこからそんな

知恵や技術を会得したのか?

 

 

自然の法則の中で時間をかけて

実証しながら積み重ねてきたんだろうな

 

 

全国に五重塔や三重塔の木塔は

500以上あるけど地震によって

倒れた塔はありません

 

 

それだけ歴史が物語ってるのに

政治や企業、メーカーなど

経済活動優先の構図があるのかなあ

 

 

寺社仏閣があれだけ人を魅了するのは

先人たちの魂こもった技術と

自然素材を使ったエネルギーが

伝わるからだろうな

 

 

とにかく五重塔のように

しなやかに生きていきたいものだ

 

 

今日も読んでくださり

ありがとうございます

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